景福宮(キョンボックン、경복궁)は、ソウルの朝鮮王朝の宮殿のなかでいちばん大きく、光化門の奥に南北の軸で並んでいます。日中の入場券は門で買います。通常の開館時間なら予約は要りません。
最初に押さえるのは休館日です。火曜休みです。日本の美術館や博物館は月曜休みが多いので、ここは間違えやすい場所です。
要点
- 場所
- ソウル特別市 鍾路区 社稷路161
- 最寄り
- 地下鉄3号線 景福宮駅 5番出口
- 休館日
- 火曜(祝日と重なる場合は開館)
- 入場料
- 大人3,000ウォン。条件を満たす韓服なら無料
- 守門将交代
- 興礼門前で10:00と14:00、無料
- 所要
- 2〜3時間
開館時間、料金、儀式の時刻は国家遺産庁 宮陵遺蹟本部の公式案内で、2026年9月29日に確認しています。行く前にもう一度確かめてください。
先に見る答え
| 質問 | 短い答え |
|---|---|
| 最寄り駅は | 3号線 景福宮駅 5番出口。徒歩約2分 |
| 入口は | 光化門。宮殿の南門です。光化門「駅」ではありません |
| 休館日は | 火曜。祝日と重なれば開館し、次の平日が休館 |
| 大人料金は | 3,000ウォン(10人以上の団体は2,400ウォン) |
| 韓服で無料になるか | なります。公式の着方の条件を満たせば国籍は問いません |
| 守門将交代は | 10:00と14:00、興礼門前、無料。休館日はなし |
| 予約は必要か | 通常の日中入場は不要 |
| 夜間開放は | 期間限定。毎晩ではありません |
行き方
3号線 景福宮駅 5番出口が初めての人向けです。宮殿の案内では敷地まで徒歩約2分とされています。
改札を出たら、獬豸(ヘテ)の石像が両側にある広い石の門を目指します。それが光化門、宮殿の正門です。券売所はこの参道沿いにあります。
5号線 光化門駅 2番出口は公式ページで約6分、門の南側の広場に出ます。すでに5号線にいるなら使えますが、最短で歩きたいなら向きません。
3号線 安国駅 1番出口も約6分です。そのあと東へ北村へ抜ける予定なら、こちらが合理的です。
徒歩の案内は Google Maps より Naver Map か KakaoMap が正確です。韓国旅行のアプリを参考にしてください。
開館時間と休館日
日中の開館時間は季節で変わります。入場締切は閉館の1時間前です。
| 期間 | 開館時間 | 入場締切 |
|---|---|---|
| 1〜2月、11〜12月 | 09:00〜17:00 | 16:00 |
| 3〜5月、9〜10月 | 09:00〜18:00 | 17:00 |
| 6〜8月 | 09:00〜18:30 | 17:30 |
休館日は火曜です。その火曜が祝日または振替休日と重なる場合は開館し、次の平日が休館日になります。
安全点検や行事で臨時休館することもあります。行く日の告知を確認してください。
料金と無料になる人
通常の日中入場は門で買う当日券です。標準的な見学にオンライン予約は必要ありません。
| 区分 | 料金(公式) |
|---|---|
| 大人(満19〜64歳の外国人) | 3,000ウォン(10人以上:2,400ウォン) |
| 満18歳以下の外国人 | 無料(身分証) |
| 満65歳以上 | 無料(身分証) |
| 条件を満たす韓服 | 無料 |
年齢による無料には顔写真つきの身分証を持ってください。パスポートが確実です。
統合観覧券(ロイヤルパレスパス)は6,000ウォン、購入日から6か月有効で、景福宮、昌徳宮の殿閣、昌慶宮、徳寿宮、宗廟に各1回入れます。昌徳宮の後苑は含まれません。
古い英語ページには10,000ウォンの統合券が残っていることがあります。現行の料金ページを見てください。
韓服で無料になる条件
この条件を決めているのは宮陵遺蹟本部で、レンタル店ではありません。韓国人でも外国人でも同じです。
認められるもの: 伝統韓服と生活韓服(생활한복)。**襟が合わさるチョゴリ(上衣)**に、**チマ(スカート)またはパジ(ズボン)**を合わせた一式です。襟の形が正しければコルム(紐)は必須ではありません。ウエストがゴムやジッパーのパジでも、形が韓服のパジなら認められます。
断られるもの:
- チョゴリにジーンズ、韓服のチマにTシャツ
- トゥルマギ(上着)だけの着用
- 生活韓服として売られているTシャツ型のトップス
- チョゴリが分かれていないワンピース型の韓服風ドレス
- 露出が大きすぎるもの
入場は通常の入口からで、係員が服装を見ます。レンタル店のレシートは判断を上書きしません。
韓服だからといって、夜間開放や星光ツアーなどの有料プログラムが無料になるわけではありません。それぞれの告知に従います。
店は景福宮駅5番出口周辺に集まっています。門で通りやすい着方はソウルの韓服レンタルにまとめています。
守門将交代儀式
守門将交代儀式(수문장 교대의식)は、光化門の次の門である興礼門の前で行われる無料の再現行事です。
公式の行事案内では次のようになっています。
- 守門将交代:10:00と14:00、約20分。火曜などの休館日はなし
- 光化門把守儀式:11:00と13:00、約10分
- 守門将任命訓練:09:35と13:35、約15分
見る場所は興礼門前の広場です。係員と柵で人の流れが作られます。良い位置で見たいなら少し早めに行ってください。予約はありません。
韓国観光公社の案内では、雨天で中止になることがあります。猛暑や寒波、公務でも変更されます。時刻になっても広場に人がいなければ、その日は中止です。
火曜は休館なので儀式もありません。
何を見るか

公開された中心の軸に沿って歩けば十分です。名前のついた建物を全部回る必要はありません。
光化門。 三つのアーチがある南門です。中央のアーチは王のものでした。広場から写真を撮って、それから入ります。
興礼門。 二番目の門で、交代儀式の広場です。国立古宮博物館はこの区域の西側、内側の生活空間の外にあります。
勤政殿。 正殿で、多くの人がここを見に来ます。2026年9月2日から10月31日まで、勤政殿前の**月台(石の壇)**への立ち入りが制限されています。中庭からは見られます。禁止の表示がある場所には上がらないでください。
思政殿、康寧殿、交泰殿。 正殿の奥にある王の執務空間と生活空間です。通り抜けて歩きます。脇の部屋を着替え場所にしないでください。
慶会楼。 方形の池に張り出した大きな楼閣で、内側の中庭の西にあります。見学は外観からです。内部は別途予約制のプログラムが実施されるときだけで、勝手に入れる場所ではありません。
香遠亭。 北の庭にある池の小さな亭です。撮影は歩道から。国立民俗博物館はこの東側、宮殿の敷地内にあります。
おすすめの歩き方

短い順路(約60〜90分): 光化門 → 券売所 → 興礼門(儀式が始まる時刻なら残る) → 勤政殿の中庭 → 5番出口へ戻る。
標準的な初回(約2〜3時間):
- 光化門と券売所。
- 興礼門。儀式を見るなら10:00に合わせます。
- 勤政殿の中庭。
- 思政殿と生活空間の中庭。
- 慶会楼を池のふちから。
- 香遠亭。
- 10:00以降に東へ抜けて北村へ、または西へ戻って5番出口と古宮博物館へ。
北村も歩くなら、この順番を逆にしないでください。宮殿は09:00に開きます。北村のレッドゾーンを観光で歩けるのは10:00から17:00だけです。
所要時間の目安
時刻表ではなく幅として見てください。
| 見学 | 目安 |
|---|---|
| 主要部だけ | 約60〜90分 |
| 標準的な宮殿散策 | 約2〜3時間 |
| 宮殿+博物館ひとつ | 半日 |
| 宮殿+韓服で撮影 | 半日。開門に合わせて始める |
北村を足すなら、路地を歩いて17:00前にレッドゾーンを出る時間を残してください。
いつ行くか
平日の09:00開門がいちばん静かです。10:00の儀式に向けて団体が増えます。
午前の遅い時間は中心の軸が混みます。夕方は光がきれいですが、入場締切に注意が必要です。
夏は砂利の上が暑いので、09:00に始めて博物館を日陰に使ってください。冬は石の上が凍ります。春と秋が撮影の季節ですが、桜や紅葉の見頃は毎年動くので、ブログの日付で予定を固めないでください。
夜間開放
夜間開放は期間限定です。通年で夜に開いている宮殿ではありません。
2026年秋の夜間開放は9月2日から10月2日、19:00〜21:30、入場締切20:30、月曜と火曜は休みでした。オンライン券に上限があり、光化門の窓口に外国人向けの当日枠が少数ありました。
2026年10月2日を過ぎたら、次の夜間開放が売られていると考えないでください。 次の公式告知を待ちます。券の条件、公開される建物、料金は期間ごとに変わります。
韓服などの無料区分も、夜間プログラムではその期間の告知に従います。日中の当日券のルールとは別です。
二つの博物館
同じ博物館ではありません。
国立古宮博物館は興礼門の西、宮殿の奥ではなく脇にあります。独立した建物で、開館時間も休館日も宮殿の火曜ルールとは別です。入館は無料とされています。時間は博物館の公式サイトで確認してください。韓国語と英語のページが一致しないことがあります。
国立民俗博物館は香遠亭の東、宮殿の敷地内にあります。展示は無料ですが、通常は宮殿の入場券で入ってから向かいます。季節ごとの日中の時間帯で、水曜は夜間延長があります。1月1日、旧正月、秋夕は休館です。常設展示館1は2026年9月30日から12月21日まで改装で閉鎖されています。
どちらも宮殿散策の代わりにはなりませんし、一枚の券で入れるわけでもありません。
景福宮と北村、そして仁寺洞
効率のいい半日は宮殿が先、北村が次、時間が残れば仁寺洞です。
- 09:00に景福宮へ(火曜は避ける)。
- 勤政殿を見て、見たければ10:00の儀式。
- 10:00以降に東または北東へ抜ける。
- 北村を公道だけ歩く。
- レッドゾーン(北村路11ギル)を17:00前に出る。
- 時間が残れば、坂を下って仁寺洞で工芸とお茶。
北村は人が住む住宅地です。レッドゾーンで10:00〜17:00の外に観光目的で入ると過料の対象になります。人のいない写真のために早朝や夜に行かないでください。
韓服はこの順路と相性がいいです。5番出口の近くで借りてから始めます。北村の静けさのルールは韓服でも同じです。
このあたりに泊まるならソウルの宿泊エリアの選び方、この一帯を使う初回の日程はソウル2泊3日にまとめています。
火曜に当たったら
火曜は景福宮が休みです。代わりに開いているのは、月曜休みの宮殿です。
昌徳宮、徳寿宮、昌慶宮はいずれも月曜休みなので、火曜はこちらが開いています。昌徳宮なら後苑(秘密の庭)という別の見どころがあります。
実用的な注意
- 砂利、段差、長い中庭。 全体が車いすで回れる造りではありません。ベビーカーは北村の路地よりは中心の軸のほうが楽です。
- トイレは宮殿内にあります。北村の路地にあるとは限りません。
- 写真は公開された道からの建築撮影なら普通のことです。建物、塀、閉鎖中の月台には上がらないでください。
- 雨で宮殿が閉まることはまずありませんが、儀式はよく中止になります。
- 飲食は表示に従ってください。建物や展示室で食べないでください。
よくある失敗
- 火曜に行ってしまう(日本の月曜休みと逆)
- 光化門(門)と光化門駅を混同する
- ワンピース型のレンタル韓服で無料になると思っている
- 水曜の「文化がある日」で景福宮が無料になると思っている
- 夜間開放を毎晩の当日券だと思っている
- 北村へ10時前または17時以降に写真を撮りに入る
- 香遠亭で長居して入場締切を忘れる
よくある質問
景福宮は無料ですか
外国人の大人はほとんどの場合有料で、当日券は3,000ウォンです。無料になるのは条件を満たす韓服、満65歳以上、満18歳以下の外国人などです。水曜の「文化がある日」は景福宮では適用されません。
韓服を着れば外国人でも無料になりますか
なります。 公式の一式の条件を満たしていれば国籍は問われません。ただし門で服装を見られます。
休館日はいつですか
火曜です。その火曜が祝日または振替休日なら開館し、次の平日が休館になります。日本の月曜休みとは逆です。
どれくらい時間が必要ですか
初回なら2〜3時間です。正殿だけなら1時間でも回れます。
守門将交代儀式は無料ですか
無料です。宮殿の入場券以外は要りません。興礼門前の屋外で、休館日はなく、雨で中止になることがあります。
予約は必要ですか
通常の日中入場は不要です。夜間開放は別の期間限定プログラムで、事前の券が必要なことが多いです。
雨でも行けますか
敷地はふつう開いています。儀式は中止になることがあります。濡れた砂利を歩ける靴で行ってください。
写真は撮れますか
公開された道からの建築撮影は撮れます。建物に上がらないこと、三脚やドローンの禁止表示に従うことが条件です。
車いすで回れますか
一部だけです。南北の中心の中庭がいちばん楽ですが、砂利、敷居、立ち入り制限が残ります。当日の経路は案内所で確認してください。
そのあと北村へ行けますか
行けます。10:00以降に入り、17:00前にレッドゾーンを出てください。先に北村のガイドを読んでおくと迷いません。
夜間開放は毎日ありますか
ありません。 告知された期間だけで、2026年秋は月曜と火曜も休みでした。その期間を過ぎたら次の告知を確認してください。
まとめ
景福宮は単純な計画で足ります。5番出口、火曜の確認、午前の入場券、正殿、そして北村へは訪問できる時間の中だけ。 儀式は天気が持てばおまけです。北村の家は今も人の住まいです。
出典
- Royal Palaces and Tombs Center, Korea Heritage Service (궁능유적본부)公式行政情報
- Royal Palaces and Tombs Center, visiting hours (official)公式行政情報
- Royal Palaces and Tombs Center, admission fees (official)公式行政情報
- Royal Palaces and Tombs Center, hanbok free-entry guidelines (official)公式行政情報
- Royal Palaces and Tombs Center, Gyeongbokgung directions (official)公式行政情報
- Visit Korea, Gyeongbokgung Palace公式観光情報
- Visit Korea, Palace Royal Guard Changing Ceremony公式観光情報
- Korea Heritage Service (국가유산청)公式行政情報
- National Folk Museum of Korea (official)公式行政情報
- National Palace Museum of Korea (official)公式行政情報
- Visit Korea公式観光情報
公式の情報をもとにまとめています。料金・運行スケジュール・受付条件は変わることがあります。時間に左右される情報は、出発前に公式サイトで確認してください。
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